格安SIMの通信スピードは実際どうなのか?

私たち利用する側からして気になるポイントの大きな部分を占めているのはやはり、「実際格安SIMのスピードってどうなの?」という点だと思いますので、その点について書いていきたいと思います。

格安SIMの通信の仕組み

違う記事でも書きましたが、格安SIM事業者は、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から電波を借りてきてサービスを提供しています。

電波は利用者数で按分して利用

電波は一度に通信できる上限量が決まっているのですが、その限られた電波の中に、相当多くの利用者を詰め込んでサービスを営んでいます。

飲み会の会計の際の割り勘と同じで、料金は同じでも割り勘要員が多いとひとりあたりの支払金額が少なくなると同じように、電波の上限は決まっていながらも同時利用者が多いため、結果的に利用者ひとりあたりに利用できる電波の幅は少なくなってしまいます。

昼間のオフィス街での傾向

早朝や深夜帯はそこまで通信スピードは落ちないようですが、オフィス街のお昼休み時間など、多くの利用者が同じような場所で集中して利用していそうなタイミングでは、どうしても通信スピードが遅くなってしまうようなこともあるようです。

tips!!

大手キャリアであっても、花火大会など膨大な見物客が狭い範囲の場所に集中する場合、電話がかかりにくなるような経験をしたことがあるかたもいらっしゃると思います。
それと似たような現象がオフィス街の昼間のど真ん中で発生していることになります。

実際は通話等ができなくなるわけではないのですが、重たいWebサイトとかを開こうとすると、やはり体感的に遅くなっている気がすることはあります。

もし、平日昼休みオフィス街でガシガシyoutubeとかの動画を見たい!久しぶりにジャック・バウアーに会いまくりたい!といったようなことがあるようでしたら、都心の各駅での早朝・お昼間・夕方帰宅時間帯での通信スピードを測定しているような記事も数多く書かれていますので、そのような記事をよく調べた上で契約すると、あとあとこんなはずじゃなかったといったことが起きにくくて良いと思います。

通信スピードに関する感想はミスマッチが起こりがちなポイント

通信スピードに関して、ネガティブな部分だけ書いてきてしまいまいたが、あとあと「こんんはなずじゃなかった!」となりそうなポイントの一番の部分のため、ちょっと細かく具体的に書いてみました。

こんな場所・時間帯・利用用途であれば実用性十分

ただ、これだけでは、いかにも「格安SIM = 通信スピードは遅い」という画一的な方向にミスリードしそうですので、いかにも付け加えて書いているみたいですが、ポジティブな面も書いておこうと思います。

記事の上のほうでは、

都心のオフィス街で

昼間で

動画をガシガシ見る

という超ピンポイントでの話しを書いていました。

どういう利用シーンを想定しているか?

逆の言い方をすると、それ以外の利用方法であれば、十分な通信スピードが確保できていると思っています。

通話はもちろん問題ないですし、データ通信に関しても、不自由は無いようです。(実際の利用者からホントのところを聞いてみました。)

結局のところ、どのような利用シーンでの利用を考えているのか?というところ次第だと思います。

自分自身のよく利用する時間帯・利用用途・利用場所をよくよく考えたうえで「通信スピードが問題となり得るのか?」を考えてみて、許容範囲に収まるかを吟味してみてください。

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