mineoへの乗り換え体験記 。そのきっかけと結果は?

実際に身内がMNPを利用してスマートフォンをmineoへ乗り換えたことがあるため、その体験談を「 mineoへの乗り換え体験記 」としてご紹介します。
このコンテンツが、これからMNPを利用してスマホの乗り換え手続きをしてみようと考えているかたの参考になれば幸いです。

mineoへの乗り換え前の状態は?

身内のひとりは、もともと某大手キャリアのスマートフォンを利用していましたが、そのキャリアは何故か住んでいるマンションの周りでの電波状態がとても弱かったのです。

キャリアの電波状態がどうにも良くない

電波状態が弱いとどうなるのでしょうか?

冗談のように聞こえるかもしれないですが、電話がかかってきたら、部屋の真ん中あたりで電話をしていると通話が途中で切れることがよくあったため、窓際にわざわざ移動して会話をしているような状況でした。

まぁ、窓際に移動したとしても通話が途中で途切れることもたまにあったのですが。。。涙

Webサイト閲覧などデータ通信利用に関しても、同じような状況で、いろいろなサイトを見ようと思っても、なかなかサイトが表示されないこともしばしばで、それなりにストレスが溜まっていた模様。

某大手キャリアは、Webサイトで、電波状況の改善の依頼を申し込むことができるような仕組みも存在したため、何度も申込みもしていたのですが、一向に改善されている実感はありませんでした。

某大手キャリアがWebサイト上に用意している電波状況に対してモノ申せるサイト
某大手キャリアがWebサイト上に用意している電波状況に対してモノ申せるサイト。つながらない、通信速度が遅いなど、電波状況がいま一つの場合にはこのサイトから電波状況の申告ができる。

 

某大手キャリアの電波状況について具体的にヒアリング項目が用意されているページ
上のイメージの画面から先に遷移していくと最終的に表示されるページ。電波状況について、アンケート形式で申告ページが用意されてある。ある程度の項目は選択式となっているため、適切に選択していくことで申請することが可能となる。

それでもスマートフォン自体は利用することができる状態であったため、多少の不便さには目をつむり、そのままの状態でだましだまし利用していました。

だましだましでも利用できていたのには理由があって、実は、スマートフォン契約とは別で固定のインターネット回線契約をしていました。そのインターネット回線を利用して、自宅にいるときにはWiFiを経由してインターネットに接続できる環境を整備していました。このことにより、自宅でWebサイトとかを閲覧している場合でも、キャリアの電波が弱いということにはあまり気にならずに利用することができていました。

関連記事:WiFi環境を自宅で整えより良く格安SIMを利用しよう

その日は突然やってきた

そんなある日、事件が起きました。

 

iPhone6、バキバキに

なんと身内があろうことかスマートフォンを落とし、フロント画面のパネルがバキバキに砕け散ってしまったではありませんか!!

ちなみにスマートフォンの種類はApple社製のiPhone6。

見た目の悪さと装着時のかさばり感を嫌って、落下時の衝撃緩衝用カバーをしていなかったことを悔やんだことは言うまでもありません。

ただ、幸いにして、フロントパネル保護用のコーティングフィルムを張り付けていたために、粉々に砕けたガラスが飛散して粉々になることは回避できたのですが、ヒビ入りまくりです。

画面のガラスが飛び散らなかったことが幸いしたのか、タップやフリックといったスマートフォンの基本操作自体はそれまでと同じように操作可能だったことは、不幸中の幸いでした。汗

ただ、そのまま使い続けていくうちに何かの拍子でいつガラスが散らばってしまって操作不可能になって使い物にならなくなってもおかしくない状況です。(また性懲りもなく落とさないとも限らないですし、今度落としたら間違いなく操作不能になる可能性大です)

そのiPhone6、利用し続ける?

その後の対処を検討した結果、フロントガラスを修理できればそのまま継続して利用しようという結論になりました。ただ、大手キャリアの端末保障サービスもAppleCareも残念ながら契約していなかったため、一旦は銀座にあるApple Storeへ修理を依頼しに出かけることにしました。

AppleCareの紹介ページ
この瞬間だけは、AppleCareに加入しておけば良かったと後悔していたのは言うまでもありません。
Apple

初めてのApple Store

iPhone6のフロントパネルがバキバキになった翌日は平日だったため、仕事を早めに切り上げ、身内のiPhone6を手に、初めて銀座のApple Storeに出かけました。

シンプルな店内に一瞬戸惑う

家電量販店のように「これでもか!」というくらいの案内表示や、案内表示が不要なくらいに狭いアットホーム?な秋葉原の路面店に日ごろから慣れ切っていたせいか、Apple Storeの非常にシンプルな内装についていけず、店内に入ってみたはいいものの、最初どうして良いか分からずお店の1Fあたりをウロウロしていたのはここだけの話し。どうにも雰囲気が違うのでiPhoneの修理はできるか店員さんに聞くと、修理コーナーは4Fとのこと。
(最初から聞け!ってことですね。次からそうします)

お店の奥側、入口の自動ドアの真向かいくらいにガラス張りのエレベータがあるのですが、どうにも壁と一体化していて全く気付かず横のほうにあった階段で4Fへ。。。当然、階段上るの結構疲れました。。

4Fの修理コーナーは沢山のひとで大賑わい

4Fに着くと、かなりの数のお客さんが!!

何かを待っていると思われるひと、ひと、ひと、、、

男性も女性も偏り無く、おおよそ20~30人程度はいました。

階段で息が上がっていたせいか「やっぱりみんなも修理するんだねー」、と心でつぶやいていました。

ここでも、どうしてよいか分からずウロウロしていると、なんとなく人が並んでいる(ように見える)一角が!よくよく見ると、修理受付の順番待ちのようなことが書いているので、その列の最後尾へ。

その列自体は自分の前には数人程度が並んでいるくらいだったため、しばらくしたら順番が回ってきました。

いよいよAppleの店員さんとご対面。相手は、爽やかなナイスガイ。

修理を依頼しようと店員さんにiPhone6を見せたところ、さっとひとまわりiPhoneを見ただけで「修理には最大3万円かかる可能性があり、いくら費用が必要かはiphone6を預かって中身を分解し見積もってみないと分からない。下手をするとロジックボードというメインの基板部品まで損傷している可能性がある。」と言われるではないですか。

修理費用は高い?安い?

まじか。。。

完全に認識が甘かったです。さっと見てもらえて、さっと修理ができるかしら、ぐらいに思っていたのが大アマでした。

まぁ、でも、よく考えれば、これはごくごく当たり前。相手は今の時代の最先端をいく精密機械。おまけに画面はバキバキで、仮に手違いでもあろうものなら、相手が個人情報の塊のようなスマートフォン、お客さんからどんなクレームを受けるかも分からないですからね。

一応事前にネットでフロントパネルの修理金額も下調べはしており、安ければ15000円くらいで修理できるとよいな、くらいに考えていたのですが、心に準備していた金額の倍くらいの金額が出てきた為、一瞬動きが止まってしまいました。

AppleのGenius BarでiPhoneの画面を修理する際の料金表
AppleのGenius BarでiPhoneの画面を修理する際の料金表。事前にネットで調べて心の準備はしていた。
Apple

どうしたものかと考えていたところ、すかさず、この一言。

「仮にいま大手のキャリアとご契約中であれば、端末の月々のローン代金をサポートするような販売促進施策もいろいろとやっていると思いますので、今回の修理代金と同じくらいのトータル支払金額で新型のiPhoneにすることができると思いますよ。」
「どうしても今のiPhone6にこだわりがある訳では無いのであれば、そういったプランもご検討してみもいいかもしれませんね。」

とのご宣託。

そして、スマイル¥0。

 

結局、その日は一旦撤収。

当然事前にフロントパネルの交換代金などについてネットでいろいろ下調べはしていたものの、いざ決断の時となると躊躇してしまいました。。

iCrackedなどの信頼性の高そうな修理業者についても価格は調査済み
iCrackedなどApple直営店以外で信頼性の高そうな修理業者についても、iPhoneのフロントパネルの修理価格は事前に調査済み。
iCracked

iCracked

修理依頼は事前予約がネットから可能

ただ、帰り際に店員さんに教えてもらったのですが、修理のために来店する場合は、事前にWebで予約ができるようになっているため、次に修理依頼で来店する場合には、それを利用するとスムーズにご案内ができるとのこと。

Appleのサポートページの入口イメージ
Appleのサポートページの入口イメージ。フロントパネルの修理だけではなく、電池交換やパフォーマンスに関する問い合わせなど、各種問い合わせも受け付けており、修理依頼のための来店予約も可能。実際のところはAppleIDでサインアップ後のページにて来店予約の登録をすることになる。当然、iPhone以外のiPadやMacBookなどの問い合わせにも対応している。
Apple

関連記事:Genius Bar をWebから予約してみた

帰りはちゃんとエレベータを利用して帰りました。(ボタンも無く、自動でドアも開閉し、上下への動作も自動になっているので、どのように操作したらよいのか分からず若干焦りましたが。。)

いざmineoへ乗り換えへ

もともとキャリアの携帯代金が少し高額かと思っていたところもあり、
また、自宅マンションが某キャリアの電波状態が比較的良くない状態で不満であったところでもあり、
そして、決定打として、スマートフォン端末が瀕死の状態にバキバキに壊れかけたために、

この際、いっそ格安SIMへ乗り換えて、

毎月の携帯代金を節約し
某キャリアの電波を利用していない格安SIM事業者へMNPで乗り換え
スマートフォン端末は、ヤフオクなどのオークションか秋葉原の電気街のどこかのショップで調達しよう

という流れに急速になっていきました。(すごいぞ、身内!)

mineoに乗り換えて快適にスマホ利用していた夫婦が近所に

時を同じくして、この出来事の少し前にmineoに夫婦で乗り換え同じようにiPhoneを利用して快適にスマートフォンライフを満喫しているところを目の当たりにしていろいろと話しを聞いていたところもあり、その情報も参考にしつつ乗り換え先を注意深くでも素早く吟味していきました。

結局、乗り換え先としてmineoに決めたのですが、ネットとかでいろいろ調べたりもしてそれなりに時間をかけました。

mineoに決定!決め手は?

mineoへの乗り換え体験記 もこれで終了

決め手としては、やはり、auの電波を利用して通話ができるという点が身内にとってはメリットが大きく、現状と比較して大きく通話の安定性が増すのでは?という点に期待をしてmineoに決定していました。

ただ、一度決めてしまえばあとは善は急げで一気に手続きを進めていきました。

もともと契約していた某キャリアに予約番号をもらうところに始まり、mineoから送付されてきたSIMを秋葉原で購入したスマートフォンXperiaに差し込んで各種設定をセッティングするところまで、一気に作業をやっていきます。

詳しくは、別に記事を書いていますので、そちらをぜひ参照していただければと思います。

関連記事:乗り換え手続きは簡単

実際のmineoの利用感のまとめ

実際の利用感についてですが、結論から言うと、快適そのもので、全く問題なく利用できているようです。

以下、mineoに乗り換えてみて半年くらい経った後での身内の感想です。

YouTubeとかもよく見るが、スピードも画質も特に問題を感じない。普通に利用できている。

ネットサーフィンやLINEなんかも余裕。写真をLINEにアップして送るとかも全然余裕。

インスタも全然普通に利用できてる。

何より料金が圧倒的に下がったので、正直同時購入したXperiaの端末代金ぐらいは余裕でペイできている

通話が普通にできるようになって、途中で電話が切れることが無くなった。

ゲームはやらないから分かんない

最後のゲームのところは実感としての評価がサンプリングできなかったのですが、それ以外について総評すると良好そのもの。

筆者の身内のスマートフォンの利用方法は、それほど突飛ではなく、むしろ世間一般的な今どきの利用方法に近いと思うのですが、不自由なく利用できていて非常に満足しているようです。

いかがでしょうか?参考になりましたでしょうか?
自分自身の利用シーンと照らし合わせてみていただければと思います。